レストラン併設ワイナリーに新潟まで行く価値
オレンジの屋根のフェルミエの目の前の畑には、アルバリーニョとカベルネフラン。
500mほど歩いた先には、ピノ・ノワールも植わっていました。
裏手には日本海と、その奥には佐渡ヶ島が見え、その影響で新潟市よりも降水量が少ないそう。
また、海底火山のエリアだったため土壌は砂地です。
そう、海に行くとサラサラな砂がありますよね。あんな感じです。
砂質の土壌で作られたカベルネフランは非常にエレガントに仕上がるそう。
だから、Fermierのカベルネフランはあの特有の青臭さなど引っかかるものがなく、
ベリーやバラといったお花の香り中心で、ピノ・ノワールを思わせるようなエレガントささえも感じました。
ピノ・ノワールファンの皆さん、女性の皆さんには非常に受け入れやすいワインだと思います。
余談ですが、ワイナリーツアー中に、カベルネフランとアルバリーニョの葉っぱの違いも教えてくださいました。
カベルネフランの葉っぱはギザギザ(上部写真)、アルバリーニョは、ギザギザの切り込みはなく丸みを帯びています。
ワイナリーに行って、自分好みの味に仕上がっているワインがなぜその味わいなのか、ぶどうや畑を見ながら観察できるととても面白いです。
それを知ることができると今後のワイン選びにもつながりますね。
Fermierのカベルネフランは少しお値段が張るのですが、その味わいは確かです。
日本のワインでこんなワインがあるなんて。
ワイン好きの方へのプレゼントにもおすすめです。
後日、鹿取みゆきさんもTwitterでFermierのカベルネフランを絶賛されていて、同じ思いであることに嬉しくなってしまいました。
|