日本ワインでおすすめのスパークリングワインはこちら
パーティやイベントなど、ちょっとした乾杯用にせっかくなら日本のスパークリングワインを用意したいと思ったことはありませんか。
この記事では、おすすめの日本ワイン、特にスパークリングワインについてご紹介します。
今回、長野の小布施ワイナリーの試飲会に参加してきました。
周りの方々も絶賛されていたのが、スパークリングワインです。
2種類のスパークリングをいただきましたが、その中でもこちら。
スパークリング L サンシミ サンジョベーゼ&バルベーラ2009
いわゆる、黒ブドウのみから作っているスパークリング、ブランドノワール。
フレッシュなりんごを感じたかと思ったら、すり下ろしたりんごや蜜が多いりんごも追いかけてきます。
口に入れた瞬間のパンチ、勢いはすごく、迫力満点。
酸の強さが際立ち、果実のボリュームや濃縮感も感じられます。
一方で、2009年ということもあり熟成感でしょうか。
醤油の様な酵母の香りも取ることができました。
この味わいについて時間をかけて色々と語れるほど、
多くの要素を感じ取ることができ、一口入れただけでも十分に楽しめます。
その不思議さ、奥の深さが、人々に感動を与え、考える機会を与えてくれる。
周りの人とディスカッションすることでコミュニケーションも生まれます。
ワインはいろんな意味で楽しめますね。
お決まりの、ボトル裏のラベルには・・
ワイナリーの地下セラーで9年も!
若かりし時のサンジョベーゼにあった赤い果実の香りが妖艶な香りに変化。
さらに、ヴィンテージシャンパーニュに出てくる様な瓶内二次発酵独特の熟成感。
ノンドゼの超辛口なので味わいは繊細で飲み飽きません。
まだ野心的なチャレンジャーであったからこそ造られた、異色のサンジョベーゼのブランドのワール!
全生産数量が602本であるうちの一つをいただきました!
また、デゴルジュマンの日付も・・2018年11月
デゴルジュマン・・なんだったっけ??汗
試験では勉強したものの、日々の生活でなかなか触れる折りがないので再度復習。
澱とともに熟成させ、動瓶し瓶口に澱を集めます。
瓶口をマイナス20度の塩化カルシウム水溶液につけて、溜まった澱を凍らせ、栓を外して澱を飛び立たせます。
ワインが造られている工程が目に浮かびますね。
2018年11月だったんだ・・と昨年の秋を思い出すと、より感慨深くいただけます。
602本のうちの1本のほんの少しいただけたことに感謝をして・・・
ブランドノワールとの出逢いは忘れる事はないと思います。