野に咲く花をラベルにしたためた、TAKIZAWAワイナリー
2004年から開墾し、
2006年植え付け、
2013年に初ビンテージを出されました。
そのワインは無清澄無濾過、それに極少量の亜硫酸添加です。
「このワインを飲んでいたら、他のワインを飲めなくなるんだよね〜。良いのか悪いのか・・あはは」
と、ショップの方がさらりと素晴らしいことを仰っていました。
その意味は、ワインを飲むとすぐに分かります。
角がなくさらりと体に馴染む。
ゴクリと飲まなければいけない、その力さえも要りません。
以前に北海道の平川ワイナリーのワインを飲んだ時と同じ感覚。
おそらく、”自然派ワイン”とはこういうことなんでしょう。
ワインがあまり得意でない方にも自信を持ってオススメできます。
今回、試飲させていただいたワインはこちら。
ロゼ 2018
デラウェア 2018
旅路 2018
旅路とは、スパークリングのロゼワインです。
北海道固有のブロウ品種である旅路を使用し、野生酵母で仕込んでいます。
外観はオレンジがかった淡いロゼ色。
グレープフルーツやちょっぴりレモンやライムのような柑橘系、
微かなミネラル感、
それに、これはなんだろう・・と思っていたら、
ハッカやソーダのような清涼感だね、と教えてくださいました。
瓶内二時発酵の澱を残されているので濁りがあり、
瓶内の熟成と共に澱から旨みが出てくるはずです。
噴きこぼれる可能性がありますので、保管は冷蔵庫に立ててよく冷やすこと。
亜硫酸添加は一次発酵の後に極少量に抑えられており、
品質保持のために保管は冷暗所に置いていただくことをお勧めします。
東京ではなかなかお目にかかれなTAKIZAWAワイナリーさんですが、
広尾のn43°でお取り扱いがありました。下記のブログ参照。
また、こちらからはショップと同じお値段で旅路を手に入れることができますので、
ご興味のある方はぜひご覧になってみてくださいね。
ワイン仲間や友人にプレゼントしてでも味わってもらいたいワインです。