平川ワイナリーさんのワインスタイルは多様!?
平川ワイナリーさんは余市でも数少ない南斜面の畑を持っていらっしゃいます。
南斜面・・いい響きですね。(笑)
こちらではフランス系品種半分、ドイツ系品種半分を植えられていると伺いました。
白ブドウでは・・・
・ケルナー
・ソーヴィニヨンブラン
・ゲヴェルツトラミネール
・ピノブラン
・ミュラートゥルガウ などなど
赤ブドウでは・・・
・ロンド
・レゲント
・ピノ・ノワール などです。
これだけ多くのブドウたち・・
平川さん曰く、いろんなカードを持っていると、それだけいろんなスタイルが可能になると。
毎年それぞれのブドウの出来を見て、いろんなカードの中から、その年に作り得る最高のワインを作られているのです。
ワインづくりは孤独・・?
今回ご紹介するワインは、
SOLITUDE 2017
意味は、「孤独」です。
ソーヴィニヨンブラン主体です。
2011年に仏から戻られて、東京出身でいらっしゃる平川さんがワイン造りの土地として選ばれたのが余市。
想像するに、
仏で感じられた孤独しかり、
仏と日本の違いを唯一する平川さんだからこそ感じられた孤独しかり、
またブドウと向き合う時間もある意味孤独かもしれません。
平川さんのバックグラウンドから、Solitude(孤独)と言う名前をお聞きするだけで、
勝手ながらこれだけの想像が膨らんでしまいます。
凛とした”孤独”の中にも、丸みさえも感じる香り豊かな景色が広がります。
さて、SOLITUDEをいただきました。
柑橘系の果物の香りがしつつ、白桃のふっくらとした豊かな香りが広がります。
芝生のようなハーブの香りとSB独特のピーマン香もチラリ。
でも、全く嫌な感じではありません。むしろ、キリッとした印象を与えてくれます。
その後に、火打石やSmokeのようなミネラル感も感じました。
また、熟成中に旨みを与えるために、ステンレスタンクでの熟成中に澱との接触を大事にされているとのこと。
この旨みがさらに奥深さを出しているような気がします。
ワインの楽しみは合わせる食事
セミナー中には、そのワインに合う食材・お食事も教えていただけます。
有難い・・!それがまた嬉しい!楽しい!
SOLITUDEには、新鮮なお魚(お刺身など)や意外にも?根菜料理がGoodとのこと!
ワインの楽しみの一つは食事とのマッチングです。
なんだかマリアージュと言うと難しそうなのでマッチングと言わせてください。
すき焼きだけでも美味しいけれど、生卵があるとさらに美味しい!みたいな感じかと。
違いますかね?笑 だって、すき焼きと生卵は最強・・
美味しい食事とワイン!
どちらも楽しみたいですね。
次回は、ROSE des VENTSのご紹介をしたいと思います。
