こ、、これは、、。こんなにたくさん!?
ズラリと並んだワインたち・・・
どちらの風景かお分かりになるでしょうか。
こちらは、スイスのスーパーマーケットのワイン売り場の様子です。
デパートでなく、酒屋さんでもなく、毎日の食料品を購入するスーパー。
そこに、こんなにもたくさんのワインが並べてあります。
日本では考えられない光景ですよね。
以前、約2年ほどの短い間ですが、スイスに住んでいました。
その際に撮影した写真です。
ラッキーだったフレンチレストランでの出逢い。
社会人になってからというもの、お仕事の会食などでもワインをいただく機会が増えて、
その中でも特に、高級フレンチレストランでいただいた、樽がバッチリ効いたシャルドネが忘れられなくて。
(当時は樽の香りなんて分からなかったし、シャルドネというブドウの名前も知りませんでした)
お料理と合わせると、また違った味わいがするし、
ワインだけ飲んでも、時間が経つとさっきと違う味がする・・
なに??どういうこと!?
と、ハテナがいっぱいだった記憶があります。
そんな不思議な飲み物に惹かれたし、
そんなチャンスがあった私はとてもラッキーでした。
その経験がないと、今のワイン好きには繋がっていないと思います。
「人間の活動は環境によって決定する」
〜ロバート・オーウェン〜
スイスに赴任してからと言うもの、よくホームパーティに呼んでいただきました。
そのホームパーティには、もちろん友人同士で集まる場合もありますが、
それだけでなく、全く知り合い同士でない人たちも集まります。
すなわちそれは、”初めまして”の人も多くいる場ということ。
そこではみんながワイン片手に、
「●●さんが造っているワインが好き」
「あなたの母国では▲▲のワインが有名よね」
「今度、■■のワイナリーに行ってみたいの」
なぁ〜んていう会話が繰り広げられます。ごく自然に、しかも男女問わずです!
その会話には圧倒されてしまいました。
ワインで見知らぬ人と会話が弾むなんて・・・
身近にワインがある生活、ワインの知識に触れることが多い環境。
やはり、周囲の影響は大きいと思います。
ワインを飲んで楽しみ、語り合い・・
そうやって徐々にワインに惹かれていきました。
ただ、もっとハッとさせられた言葉があります。
それは、ユーゴスラビアとカナダのハーフの友人(同僚)から言われた言葉でした。
(つづく・・)